鑑定書なしの絵画買取|査定額が下がる絵・下がらない絵
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「鑑定書がなくても大丈夫です」——絵画の買取について調べると、どのサイトにもこの一文が書いてあります。
ただ、知りたいのはそこではないはずです。実家から出てきたこの1枚が、実際にどう扱われるのか。金額は下がるのか。何を用意しておけば話が早いのか。
先に結論を書くと、鑑定書がなくても査定と買取はできます。ただし「影響がまったくない」わけでもありません。影響が出やすい作品と、ほとんど出ない作品があり、その分かれ目はある程度はっきりしています。
この記事では、査定で見られる項目のどこに鑑定書の有無が効くのかを分解したうえで、あなたの絵がどちら側なのかを判断する材料、鑑定書の代わりになる付属品、今から鑑定書を取るべきかの考え方、写真での相談の進め方までまとめます。
読み終わる頃には「そのまま査定に出す」「先に何かをそろえる」のどちらを選ぶか、自分で決められる状態になるはずです。
この記事でわかること
【結論】絵画は鑑定書がなくても査定・買取できる|ただし条件がある
最初に、「鑑定書がない絵画の買取」について結論をお伝えします。
- 鑑定書がなくても、査定と買取そのものは受けられます
- 買取店にできないのは「鑑定書を新しく発行すること」であって、価値を判断することではありません
- ただし、鑑定書の有無が査定額に効くかどうかは作品によって差があります
「鑑定書がないと無理なのでは」という不安の多くは、この2つが混ざっていることから生まれています。順番に切り分けます。
「査定できない」のではなく「鑑定書を新たに発行できない」だけ
絵画の鑑定書(鑑定証書)は、その作家の作品を扱う所定の鑑定人や鑑定機関だけが発行できるものです。
買取店は鑑定機関ではないため、鑑定書を新しく作ることはできません。しかし、作品を見て買取価格を判断することは、鑑定書の有無に関係なく行えます。
つまり「鑑定書がないので査定できません」ではなく、「鑑定書がない状態を前提に、他の材料で判断します」というのが実際の流れです。
鑑定(真贋の証明)と査定(買取価格の判断)は別のもの
この2つは目的も担い手も違います。混同したままだと、必要のない費用と時間をかけてしまうことがあります。
| 項目 | 鑑定 | 査定 |
|---|---|---|
| 目的 | 本物かどうかを証明する | いくらで買い取れるかを判断する |
| 誰が行うか | 作家ごとの所定鑑定人・鑑定機関など | 買取店・美術商の査定担当 |
| 結果として出るもの | 鑑定書(真作と認められた場合) | 買取見積金額 |
| 費用 | 作品・機関により有料 | 無料としている店が多い |
| 鑑定書の要否 | — | 必須ではない |
なお、鑑定機関によっては真作と認められた作品にのみ証書を発行し、判断の理由まで説明しない運用をとっているところもあります。
「鑑定に出せば必ず何か書類がもらえる」わけではない点は、先に知っておいて損はありません。
鑑定書がないと何が変わる?絵画の査定条件のしくみ

「査定条件」と一言でいっても、実際には複数の項目を組み合わせて金額が決まります。鑑定書の有無は、そのうちの一部にだけ効きます。ここを理解すると、不安の大きさがかなり変わります。
査定で見られる8つのポイント
| 査定項目 | 見られる内容 | 鑑定書がないことの影響 |
|---|---|---|
| 作家名 | 署名・落款・シールから誰の作品か | 小さい |
| 技法 | 油彩・日本画・版画・水彩など | 小さい |
| 制作年代 | 作家の中でどの時期の作か | 小さい |
| サイズ | 号数(F・P・Mなど)や実寸 | なし |
| 保存状態 | シミ、日焼け、破れ、剥落、カビ | なし |
| 額装 | 額の有無・状態・作品との相性 | なし |
| 真贋 | 本物と考えられるかどうか | 大きい |
| 来歴 | いつ・どこで購入し、どう保管されたか | 大きい |
欠品が効くのは主に「真贋」と「来歴」
表のとおり、鑑定書がないことで直接影響を受けるのは主に真贋と来歴の2項目です。サイズや状態、額装の評価は鑑定書の有無と関係ありません。
そして真贋についても、鑑定書は判断材料の一つであって唯一の材料ではありません。
署名や落款の書きぶり、絵具の乗り方、支持体(キャンバス・紙・絹)の古さ、額の裏に残る画廊のラベル、共シールなど、確認できるものは複数あります。鑑定書がないから即「真贋不明で最低額」ということにはなりません。
「作者不明」でも査定対象になることがある
署名が読めない、そもそも署名が見当たらない場合でも、査定自体は受けられます。
技法や時代性、額の作り、日本画であれば表装の様子などから、扱える作品かどうかを判断します。作者不明でも、装飾品や美術品としての需要から値段がつくことはあります。
「名前が分からないから相談するまでもない」と自己判断で処分してしまうのが、いちばんもったいないパターンです。
あなたの絵は「下がりやすい側」?「下がりにくい側」?

ここがこの記事の中心です。鑑定書がないことが効くかどうかは、ざっくり次の軸で分かれます。
| 比較軸 | 下がりにくい側 | 下がりやすい側 |
|---|---|---|
| 技法 | 版画・リトグラフ・シルクスクリーン | 油彩・日本画の一点物 |
| 作家 | 存命作家、贋作が出回りにくい作家 | 高額で取引され、贋作も多い著名作家 |
| 署名まわり | 直筆サイン+エディション番号がある | 署名が薄い・読めない・後補の疑いがある |
| 付属品 | 共シール・共箱・画廊資料が残っている | 額と作品のみで手がかりがない |
| 価格帯 | 数万円前後の実用的な価格帯 | 数十万円以上が見込まれる価格帯 |
大まかにいえば、金額が大きくなるほど真贋の確認が重くなり、鑑定書の不在が効いてきます。
逆に、比較的手に取りやすい価格帯の作品では、鑑定書がないことよりも状態や人気のほうが金額を左右することが多くなります。
版画・リトグラフはサインとエディションが手がかりになりやすい
版画では、画面下の余白に鉛筆で書かれた直筆サインと、「25/100」のようなエディション番号が入っているのが一般的です。
作家の校正用を示すAP、EA、HCといった表記が入ることもあります。これらは作品自体に残る情報なので、鑑定書がなくても判断材料になります。
逆に注意したいのが、印刷された複製画です。サインまで印刷で再現されているものもあり、この場合は原画の版画とは評価が大きく変わります。
ルーペで見ると網点が見えるなど判別の手がかりはありますが、無理に判断せず写真で相談したほうが確実です。
油彩・日本画は真贋の確認が金額を左右しやすい
一点物の油彩や日本画で、なおかつ市場で高値がつく作家の場合、真贋の確認が価格に直結します。
ここが鑑定書の有無がもっとも効く領域です。ただし後述するとおり、共シールや画廊の資料が残っていれば、それが判断を進める材料になります。
掛軸・書画は箱書や極めが手がかりになる
掛軸では、収納する木箱の蓋に書かれた書付(箱書)が重要な情報源です。作家自身が書いたものは共箱と呼ばれ、真作を示す材料として扱われます。
作家の遺族や弟子、鑑定人が書いたものもあり、誰が書いたかによって意味合いが変わります。
もっとも、共箱や共シールそのものが後から付け替えられている例もあるため、これだけで真作が確定するわけではありません。
あくまで「判断を前に進めるための材料」と考えてください。作品ごとにどの項目が重く見られるかは、絵画・美術品の査定で見られる評価ポイントに整理されているので、自分の作品と照らし合わせてみると分かりやすいと思います。
鑑定書の代わりに「そろえると強い」もの【チェックリスト】
鑑定書がない状態でも、手元にある材料を集めるだけで査定の精度は上がります。新しく買う必要も、費用もかかりません。
付属品のチェックリスト
- 共シール:額装作品の裏に貼られた、作家自身が作品名・作家名などを記した和紙のラベル
- 共箱・箱書:掛軸などの収納箱の蓋にある書付
- たとう紙・布袋・軸箱:掛軸の付属一式
- 額の裏のラベル:画廊名、額装店名、展覧会の出品票が貼られていることがあります
- 作品の裏書き:キャンバスの裏や木枠に書かれた題名・制作年・サイン
情報のチェックリスト
- 購入時の領収書、納品書、画廊の案内状
- 展覧会の図録や、掲載されているページ
- いつ・どこで・誰が購入したかのメモ(来歴)
- 保管していた場所と環境(床の間、納戸、押入れなど)
特に来歴は、書類が残っていなくても「20年ほど前に父が広島の画廊で購入したと聞いている」といった程度の情報で構いません。
まったく素性が分からない作品と、購入経路がおおよそ分かる作品とでは、確認の進めやすさが変わります。
版画は「エディション番号+直筆サイン」の位置を必ず確認
版画の場合、この2つが揃っているかどうかで見方が変わります。額装されていて余白が隠れていることもあるので、無理に外さず、額の外から見える範囲で撮影してください。
鑑定書は今から取るべき?取らずに売るべき?

「先に鑑定書を取ってから売ったほうが高いのでは」と考える方は少なくないと思います。ここは費用と時間で冷静に判断したほうがいい部分です。
鑑定書は誰が出すのか
絵画の鑑定は、作家ごとに窓口が異なります。作家の遺族や所定鑑定人が行う場合、鑑定委員会の形式で行う場合、洋画では有力な画商が窓口になる場合などがあります。
日本画・洋画を広く扱う機関としては、東京美術倶楽部鑑定委員会の業務を引き継いだ東美鑑定評価機構などが知られています。
重要なのは、すべての作家に鑑定の受け皿があるわけではないという点です。明治期以前の作家や、鑑定機関が存在しない作家の場合、そもそも鑑定を依頼できないことがあります。
費用・期間の目安と、取っても割に合わないケース
| 比較項目 | 鑑定書を取ってから売る | 鑑定書なしで査定に出す |
|---|---|---|
| 費用 | 鑑定料と証書発行料が別立ての場合があり、合わせて数万円規模になる例もある | 査定無料の店が多い |
| 期間 | 受付日が限られる機関もあり、数週間から数か月かかることがある | 写真相談なら当日〜数日 |
| 手間 | 持込みのみ受付の機関もあり、搬入・引取りで往復が必要になることがある | 宅配・出張・店頭から選べる |
| 結果の不確実性 | 真作と認められなければ証書は発行されない | 金額が出てから判断できる |
| 向くケース | 高額作家の真作である可能性が高く、金額が大きく動く場合 | それ以外の大半のケース |
費用は作家や機関によって大きく変わりますが、往復の輸送費や梱包費も加わります。仮に買取価格が数万円の作品であれば、鑑定にかかる費用のほうが上回ってしまう可能性があります。
まず査定を受けて「取る価値があるか」を確認するのが現実的
現実的な順番は、鑑定 → 査定ではなく、査定 → 必要なら鑑定です。査定の時点で「この作家であればおおむねこのくらい」という見当がつきますし、鑑定を受けたほうがよい作品かどうかも合わせて確認できます。
査定を無料で行っている店であれば、この確認自体に費用はかかりません。
鑑定書を取るかどうかは、査定額の見当がついてから決めても遅くありません。査定は無料で、金額を聞いてから断ることもできます。まずは写真を送って、いまの評価を確かめてみてください。
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鑑定書なしの絵画で損しないために|よくある失敗と防ぎ方

鑑定書の有無より、こちらのほうが金額に響くことがあります。心当たりがないか確認してみてください。
失敗1:自分でクリーニングしてしまう
油彩の画面を布で拭く、日本画の紙や絹の汚れをこする、シミを漂白しようとする。いずれも表面を傷める可能性があり、元に戻せません。
美術品の修復は専門技術を要するため、汚れがある状態のまま見せていただくのが安全です。額の裏のシールも、剥がさずそのままにしてください。
失敗2:額から外して持ち込む
「額は要らないから」と外してしまうと、額の裏にあった画廊ラベルや共シールの情報が失われることがあります。また、額装されたままのほうが評価される作品もあります。外すかどうかは相談してからで問題ありません。
失敗3:表面だけ撮影して裏面を撮らない
写真相談で最も多い行き違いがこれです。絵の表側だけでは、真贋や来歴につながる情報がほとんど得られません。裏面と署名部分の写真があるかどうかで、返答できる内容が変わります。
失敗4:遺品整理でまとめて処分してしまう
不用品としてまとめて引き取ってもらう場合、絵画が個別に評価されないことがあります。美術品を扱っているかどうかを事前に確認し、扱いのある店に相談したほうが確実です。
失敗5:1社の見積もりだけで即決する
絵画は取扱いの得意分野が店によって異なります。日本画に強い店、現代アートに強い店、版画を多く扱う店とさまざまです。急がない事情であれば、複数の見積もりを比べる余地は残しておいてください。
鑑定書なしの買取が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 作家名がおおよそ分かっている | 高額な真作である可能性が高く、公式な鑑定書を求める売却先を想定している |
| 共シールや購入時の資料が残っている | 自分で相場を調べ、時間をかけてオークションに出品したい |
| まず価値を知ってから処分方法を決めたい | 相続税の申告など、評価証明が必要な目的がある |
| 手間や費用をかけずに整理を進めたい | 作品を手放すこと自体をまだ迷っている |
| 実家の片付けで期限が決まっている | 数か月単位で待てる時間の余裕がある |
「向いていない人」に当てはまる場合でも、査定を受けること自体は無駄になりません。
金額の見当がつけば、鑑定に出す価値があるか、オークションに出す手間に見合うかを比べられるようになります。
判断に迷う段階であれば、鑑定書なしにも対応する絵画買取の相談窓口で作品の状況を伝え、進め方だけ聞いてみる方法もあります。
鑑定書がない絵画の査定の進め方【写真相談から買取まで】

ステップ1:写真で相談する
いきなり来店や出張を申し込む必要はありません。まずは写真をメールやLINEで送り、扱える作品かどうか、どのくらいの評価になりそうかを確認するところから始められます。
送る写真は、作品全体・署名や落款・額の裏面・付属品の4点が基本です。
ステップ2:買取方法を選ぶ
| 方法 | 向いているケース | 注意点 |
|---|---|---|
| 宅配買取 | 点数が少ない/額が小さい/遠方に住んでいる | 梱包に手間がかかる作品もある |
| 出張買取 | 大きな額装作品/点数が多い/掛軸が多数ある | 対応エリアの確認が必要 |
| 店頭買取 | 近隣に住んでいる/その場で結果を知りたい | 運搬時の破損に注意 |
ステップ3:査定結果を聞いて判断する
金額の根拠を説明してもらえるかは、店を見極めるポイントになります。「なぜこの金額なのか」「鑑定書があった場合どう変わるか」を聞いてみて、答えが返ってくるかどうかを確認してください。
ステップ4:納得できれば買取、できなければキャンセル
査定額に納得できない場合に断れるか、その際の費用はかかるかを、申し込み前に確認しておくと安心です。なお買取の際は、古物営業法にもとづき本人確認書類の提示を求められます。運転免許証などを用意しておくと当日がスムーズです。
査定スタッフのコメント
「写真だけで見てもらえますか」というご相談をいただくことがあります。写真での事前確認は可能ですが、その場でお伝えできる内容は、写っている情報の量によって変わります。
拝見する際は、作品全体、署名・落款、額の裏面、共シールや書き込みの有無、そして縦横のサイズを確認します。
あわせて点数と大きさをうかがい、額装された大きな作品や掛軸がまとまってある場合は出張、小さめの額や版画が数点であれば宅配、というように適した方法をご案内しています。
ご連絡の際に「油彩の額が2点、掛軸が3本、いちばん大きいもので縦80cmくらい」といった形で品物の種類と点数、おおよそのサイズをお伝えいただけると、その場で買取方法までご案内できます。写真はLINEからでもお送りいただけます。
大きな額を運ぶのが難しい、家に人を上げたくない。そんな時は宅配買取が使えます。段ボールに詰めて送るだけで、対面せずに査定まで進み、費用の負担もありません。LINEなら写真で先に相談できます。
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鑑定書がなくても相談できる絵画買取|トレジャーマーケット
トレジャーマーケットでは、油彩、水彩、アクリル、日本画、版画、リトグラフ、シルクスクリーン、素描、掛軸などを取り扱っています。
作家名、技法、制作年代、サイズ、保存状態、額装の有無、真贋、来歴を確認したうえで金額をご提示します。鑑定書がない作品、作者が分からない作品も査定の対象です。
- 宅配買取:全国対応。段ボールに詰めて送るだけで進みます
- 出張買取:広島全域に対応。8:00〜21:00、年中無休
- 店頭買取:広島市中区大手町の店舗で受付
- 電話:082-942-0389(24時間365日受付)
- メール・LINE査定:写真を送るだけで事前相談ができます
取扱作品の範囲や査定の考え方はトレジャーマーケットの絵画買取ページにまとめています。自分の作品が対象になるか確認してから連絡したい場合は、先に目を通しておくと話が早く進みます。
よくある質問
Q. 鑑定書がないと査定してもらえないのでは?
A. 査定は受けられます。買取店ができないのは鑑定書を新しく発行することであり、価値を判断することではありません。鑑定書がない前提で、署名や付属品などから確認していきます。
Q. 鑑定書がないと必ず安くなりますか?
A. 必ずしもそうではありません。影響が出るのは主に真贋と来歴の確認が重い作品です。版画や、比較的手に取りやすい価格帯の作品では、状態や人気のほうが金額を左右することもあります。
Q. 作者が分からない絵でも見てもらえますか?
A. 見られます。技法や時代性、額の作りなどから判断します。作者不明でも値段がつくことはあるため、処分の前に一度確認することをおすすめします。
Q. 鑑定書は今からでも取れますか。費用はどのくらいですか?
A. 作家によって窓口が異なり、鑑定を受け付けていない作家もあります。費用は鑑定料と証書発行料が別立ての場合があり、合わせて数万円規模になる例もあります。
持込みのみ受付の機関もあるため、輸送や移動の負担も含めて考える必要があります。
Q. 版画に鑑定書は必要ですか?
A. 必須ではありません。画面下の余白にある直筆サインとエディション番号が判断材料になります。ただし、サインまで印刷された複製画もあるため、自己判断せず相談したほうが確実です。
Q. 保証書やギャラリーのシールしかありませんが大丈夫ですか?
A. 十分に材料になります。購入した画廊が分かれば来歴の確認につながります。剥がさず、貼られたままの状態で見せてください。
Q. シミや汚れは査定前に掃除したほうがいいですか?
A. 掃除は避けてください。表面を傷めると元に戻せず、金額が下がる可能性があります。汚れたままの状態でご相談ください。
Q. 写真だけで金額の目安は分かりますか?
A. おおよその方向性はお伝えできることがありますが、最終的な金額は実物を見てからの判断になります。写真の段階では、扱える作品かどうか、どの買取方法が適しているかまでを確認する形が現実的です。
Q. 額縁は外して持ち込むべきですか?
A. 外さないでください。額の裏に共シールや画廊ラベルが残っていることがあり、外す過程で作品を傷めるおそれもあります。
Q. 査定後に断ることはできますか?
A. 断ることは可能です。キャンセル時に費用がかかるかどうかは事前に確認しておくと安心です。トレジャーマーケットでは査定・相談は無料で承っています。
まとめ|鑑定書がなくても、まず今ある材料で相談から

最後に要点を整理します。
- 鑑定書がなくても査定・買取は受けられる。できないのは鑑定書の新規発行だけ
- 査定条件8項目のうち、欠品が効くのは主に真贋と来歴。サイズや状態には影響しない
- 版画や中価格帯の作品は影響が小さく、高額作家の一点物ほど影響が大きい
- 共シール、共箱、額裏のラベル、購入時の資料は鑑定書の代わりになる材料になる
- 鑑定は費用と時間がかかるため、先に査定を受けて必要性を判断するほうが現実的
実家から出てきた絵は、価値が分からないまま置いておくと、判断がどんどん先延ばしになります。鑑定書を探し出す必要も、費用をかけて準備する必要もありません。今ある状態のまま、写真を撮るところから始められます。
価値が分からないまま置いておくのと、いま金額だけ確かめるのと、どちらが後で困らないでしょうか。電話でもメールでもLINEでも、写真と作家名を伝えるところから相談できます。年中無休で受け付けています。
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※出張買取対応エリアは広島全域となります

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査定スタッフのコメント
「鑑定書を処分してしまった」「もともと付いていなかったが査定してもらえるか」というお問い合わせをいただくことがあります。
この場合、まず作家名(署名や落款の読み方)、技法、作品の実寸または号数、額の有無と状態、裏面にシールや書き込みがあるかを確認させていただきます。
裏面の情報は表からは分からないため、写真でも実物でも、裏側を見せていただけるかどうかで案内の精度が変わります。
お問い合わせの際は、①作品の全体、②署名・落款の部分、③額の裏面全体、④シールや書き込みがあればその部分、の4枚をメールまたはLINEでお送りいただけると、その時点でお伝えできる範囲が広がります。
サイズはメジャーを当てて撮っていただくか、縦横の実寸をお知らせください。